マリアおばさんに教えてもらったサルマーレは、特にお気に入り。 ロールキャベツなんだけど、ひと味深い。
サルマーレはクリスマスや人が集まる時に作る特別なお料理。 みんなの喜ぶ顔を思い浮かべながら、手間ひまかけて作られます。
まず重要なのがキャベツ。 乳酸発酵させた、ピクルス風味のキャベツを使います。 サルマーレを作る前日、何処からともなくこのキャベツが運ばれて来た。 その時は何を作るか知らず、この大量の酸っぱいキャベツがどうなるのかワクワク。
中の具は、ミンチ肉、米、とうもろこし粉、みじん切りの人参・パプリカ・玉ねぎ、 スキムミルク(たぶん)、トマトソース、塩こしょう。油も入れたかな? これを混ぜてキャベツでくるみます。
包み方がとても繊細で関心してしまいました。 縦方向を包んだら、両端はキャラメル包みみたいに折り畳んで中に入れます。
そうしたら、お鍋でコトコト4時間煮ます。 ルーマニアの田舎のキッチンは釜戸。 薪をくべて、じっくり待ちます。
すっかり暗くなって、小さなお友達とも遊び疲れたころ、 マリアおばさんが皆を呼びました。 サルマーレがテーブルの上で皆を待っています! とうもろこし粉のパンケーキ、ポレンタも一緒^^ う〜ん!トマト風味で少し酸味があって、たちまち大ファン!!! 美味しいお料理に手作りワイン、おしゃべりにも花が咲きます。
2014年の事。
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